一隅を照らす

はるか昔のことですが、私が高校3年の夏休みにキリスト教の聖会に信州の白馬に行き、その帰りに姉がいる大阪へ寄り、近くにいい先生がおられると聞き訪問して、その先生から「一隅を照らす」という言葉を教えてもらい、父の家業を継ぐことに変更しました。

それまでは、何かの社会事業をしたい、あるいは伝道師になりたいと思っていたようです。社会の片隅でも、君の周りを明るくするのも、素晴らしい人生だと言われたのです。

以来、「一隅を照らす」は私の初心・座右の銘になったのですが、時には思い出し、時には忘れていて、その言葉通りに生きてきたとは思われません。照らすところか、迷惑をかけたこともたくさんあったのです。

が、元々の私の性分には合っていて、残された人生を「一隅を照らす」で全うしたいものです。

「元気・お役立ち」も「一隅を照らす」の理念で今後推進したいと思っている今日この頃です。