本日は「玄米力酵素力」の本から紹介します。
9歳の時、爆心地から2キロ離れた小学校の校庭の前で被爆された広島の女性の方のお話です。全身大火傷で、髪の毛、眉は全部黒こげになって、何とか奇跡的に一命はとりめたものの、ケロイドは切っても切っても盛り上がってきて、とてもつらい日々を送られたようです。
こんな醜い顔で、もう人生に楽しみがない、結婚もできないし、白血球、肝機能は低下しているし、残された生きる支えは一つだけだ、勉強し、研究者になることで一生を費やして生きていこうと思われ、必死で勉強をされて広島大学で物理学を学ばれ、放射能の研究をされたそうです。
その後、高校で物理の先生になられ、同僚の化学の先生から「玄米を食べれば原爆症だって乗り越えられる」と勧められて食べ始められたそうです。
数週間後に奇跡が起きてケロイドの皮膚がボロボロ剥がれ落ちてきたとのこと。その後、髪の毛も眉毛も元通りに戻って、その化学の先生と結婚されて、子供さんを7人も産み育て上げられたそうです。
なお、玄米はかなり堅かったと思います。一口100回から200回噛まれたと書いてあり驚きました。昔、母が炊いた玄米は堅くて、10回以上噛めと言われ、それがとても苦痛でした。たくさん噛めば唾液がたくさん出るので、そのことはとても健康にいいのですが。今、私が食べている玄米は柔らかいので、そんなに噛む必要はありません。
最近、テレビや新聞で肌の荒れ・しみなどに対処する商品の宣伝を聞いたり見たりするのですが、皮膚病も一緒で内面から変えないといけないと思います。
時には見える処より見えない処が大切だと思う今日この頃です。
